<Label Freres>

アルベール・マルクール/ALBERT MARCOEUR "Travaux pratiques"

アヴァンポップの巨匠と弦楽四重奏が織りなす精緻なアンサンブル

 フレンチ・アヴァンポップのゴッドファーザーの、創作意欲の衰えを感じさせない3年ぶりの新作『実習』。全面的にフィーチュアした弦楽四重奏団が、いつものリズミカルなバンドと緻密に絡むアンサンブルが素晴らしい。優美なストリングスを巻き込み、スピーディーな変拍子も小気味よくキマる。エスプリの効いた詩を情感を込めて語るヴォーカルにもますます磨きがかかる。繊細にして強力。情感濃密にして軽妙洒脱。まさに洗練の極み。アートワークもパーフェクト。目眩くマルクール・ワールドへ。

アルベール・マルクール/ALBERT MARCOEUR Label Freres 3,255
Travaux pratiques '08 M10/2008

アルベール・マルクール/ALBERT MARCOEUR Label Freres 3,255
Albert Marcoeur '74 M1/1974
永らく入手困難だった74年のファースト・アルバムの待望のリマスター再発盤(オリジナルを踏襲したブックレットつきデジパック仕様、02年)。ユーモラスかつスピーディーで複雑なチェンバー・アンサンブル(マルクール自身はヴォーカル/クラリネット/ドラムス)に加えて、具体音や擬音を多用した、物語性豊かな楽曲のクォリティーの高さは今聴いても驚くばかり。音楽性と可能性が一杯に詰め込まれた、デビュー作にして完成品。>>試聴する

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Album a colorier '76 M2/1976
永らく入手困難だった76年のセカンド・アルバムのリマスター再発盤(オリジナルを踏襲したブックレットつきデジパック仕様、02年)。物語性豊かでユーモラスな歌と楽曲のクォリティーの高さは言わずもがな。ホーン・セクションと環境音/具体音も駆使した緻密なアンサンブルが変幻自在に畳み掛ける。‘フランスのザッパ’の面目躍如だが、横溢するエスプリと哀愁と情けなさがマルクール翁ならではの歴史的傑作。いつになく熱いヴォーカルが印象的。>>試聴する

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1,890
Armes & cycles '79 M3/1979
永らく入手困難だった79年のサード・アルバムのリマスター再発盤(オリジナルを踏襲したブックレットつきデジパック仕様、03年)。芝居がかったヴォーカルとコーラスワーク、フレンチ・プログレッシヴな哀愁あふれるギターが泣かせる。‘フランスのザッパ’の異名を取るブルージーで緻密なアンサンブルの完成度の高さはもはや名人芸の域。>>試聴する
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Celui ou y'a Joseph '84 M4/1984
永らく入手困難だった84年の第4作のリマスター再発盤(オリジナルを踏襲したブックレットつきデジパック仕様、03年)。それまでの作品に比べ、より大きな編成のプログレッシヴ・アンサンブルを従え、驚愕のマルクール・ワールドが壮大なスケールで繰り広げられる。タイトな変則リズムを散りばめた凝りに凝った楽曲を、グルーヴ感あふれる巧みな演奏で盛り上げるアンサンブル、そのゴージャスなサウンドに対抗しつつも力の抜けた、マルクールの「情けなヴォーカル」が全開。密度の濃い時間をぎゅっと閉じこめたような、入魂の一枚。

アルベール・マルクール/ALBERT MARCOEUR Label Freres 3,255
Ma vie avec elles '85-'89 M5/1990
85〜89年に制作されたフレンチ・アヴァンポップの巨匠の第五作のリマスター再発。語りや具体音も駆使したポップでシアトリカルな音響ドラマ『私の人生、女、眼鏡』。リズミカルに繰り出される変拍子、エレピの連打、泣けるギターのユニゾン、笑えるコーラス・ワーク、ミニマルなポリリズム。複雑怪奇なアンサンブルをこともなくまとめあげる。身の回りの些事、スポーツやエロを歌いつつ、人生の真理(?)に深く鋭く迫る、哀愁と諧謔のマルクール・ワールド。ジャケットやブックレットのデザインは今回のリマスターに合わせて一新されている。>>試聴する

アルベール・マルクール/ALBERT MARCOEUR Label Freres 3,255
m, a, r, et coeur comme coeur '82-'94 AMC 1
98年にリリースされた82〜94年の未発表作品集。美しくリリカル、壮大でドラマチック、繊細でセンチメンタル。はかなく美しいコーラスワーク、むせび泣くエレクトリック・ギターに哀愁のアルペジオ、凝ったリズムの精緻なアンサンブル。12年に及ぶ作品が収録されているのに、まったく隔たりを感じさせない。マルクールのサウンドと語り、シュールレアリスティックなイメージに溢れた、遊び心たっぷりのマルチ・メディア・トラックも素晴らしい。

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Plusieurs cas de figure '01 M8/2001
具体音の上品なサンプリングと完璧に組み立てられ奏でられる精緻なアンサンブル。オーケストラと様々な楽器、声による13曲。ムーンドッグの諸作品やエクトール・ザズーの "Geographies" を想い起こさせる曲調だが、歌詞は奥深くも卑近な小話か下ネタというところがマルクール翁ならでは。01年作。

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L' '05 M9/2005
フレンチ・アヴァンポップの巨匠、‘フランスのザッパ’、天才アルベール・マルクール(ヴォーカル/クラリネット/サックス/ドラムス)の4年ぶりの新作。04年からフランスで6年ぶりに行なっているコンサートのプログラム "L'"(エル・アポストロフ)のスタジオ・ヴァージョン。テープの逆回転を多用して組み立てられた完璧なアンサンブルは、美しく、ユーモラスでドラマティック。マルクール翁のエモーショナルなヴォーカルが深く胸を打つ(たとえそれが下ネタでも!)。ツアーと同じメンバーで制作されており、メランコリックな前作 "Plusieurs cas de figure" に比べると、ダイナミックなサウンドに仕上がっている。>>試聴する

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1,365
Bus 24 (DVD/PAL) '06 A1/2006
マルクールが音楽を担当した、ギー・ビユー監督の短編アニメイション作品(約6分)のDVD(PAL仕様。パソコンで視聴可)。停留所でバスを待つ男の前で繰り広げられるシュールレアリスティックな光景が、繊細な質感の立体CGで描き出される。ジャケットはその一場面。音楽は01年の "Plusieurs cas de figure" 収録の名曲 "Ulysse et Linus" をベースに、物語の展開に合わせて効果音とアレンジを加えたもの。
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