<STEVE MACLEAN>

アメリカ東海岸のアヴァン・プログレ・シーンで活動するギタリスト/エレクトロニクス奏者で、現代音楽アンサンブルも率いる異色の理論派作曲家。初期ドクター・ナーヴのメンバーで、随所にニック・ディドコフスキーとの共通点も感じさせる。

スティーヴ・マクリーン/STEVE MACLEAN ReR Recommended 2,730
Frog Bug Guitar Computer '07 ReR SM3
『蛙 虫 ギター コンピューター』のタイトル通り、フィールド・レコーディングで採集した蛙の鳴き声と虫の音、そして即興演奏したアコースティック・ギターの3種類の音素材とコンピューターを用いた作品集。コンピューターは音響加工以外にパーカッション音の添加などにも用いられている。原音の質感を生かしながら音響系からニューエイジ系、アヴァン・プログレ系と全10トラックのヴァリエイション豊かなアンサンブルを作り上げている。>>試聴する

スティーヴ・マクリーン/STEVE MACLEAN ReR Recommended 2,730
Bridges (2CD's) '87-'06 ReR SM2
87年から06年の実に20年に及ぶ作品を集成した2枚組。CD1は様々なメソッドやテクニックを用い、変拍子や複雑な曲展開を多用しつつアンサンブルを構築したリズミカルで実験的/意欲的な作品が中心。対してCD2は即興を発展させたオリエンタルなフレーズが印象的なメロウでエモーショナルな作品が中心。バンド・サウンド、室内アンサンブル、エレクトロニクス作品と形式は様々ながら、いずれも構築性への指向が感じられる。2枚組ながら価格は1枚分のスペシャル・プライス。>>試聴する1 >>試聴する2

スティーヴ・マクリーン/STEVE MACLEAN ReR Recommended 2,730
The Opposite of War '06 ReR SM1
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ピアノ、ギター、ベース、ドラムスからなるジャズ・ロック・アンサンブル。ポリリズムと変拍子を駆使した緻密な楽曲が展開される。ごつごつした力技ではなく、あくまでメロウな響きとミニマルなフレーズの繰り返しから生まれる流麗で繊細な緊張感が独特の魅力となっている。