<ヘンリー・カウ/HENRY COW>
ヘンリー・カウ『ヘンリー・カウ・ボックス:ザ・ロード』
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HENRY COW "The 40th Anniversary Box Set: The Road" 結成40周年記念最終決定版ボックス |
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1968年の結成から40周年を記念して編纂された未発表ライヴ音源10枚組ボックス(〈ボックス1〉と〈ボックス2〉に5枚ずつ収納)。クリス・カトラーが15年を費やして集積した膨大なライヴ録音の中から音質の良いものを厳選し、さらにボブ・ドレイクが徹底的にリマスタリングを施すことにより音質改善が図られている。
ソフト・マシーンやフランク・ザッパ、ブルーズやフォークなどをルーツに、ジャズや現代音楽の理論を取り入れた複雑で精緻なコンポジションとスリリングなインプロヴィゼイションでプログレッシヴ・ロック/アヴァンギャルド・ロック史上に大きな足跡を残し、後に「レコメンディッド系」と呼ばれるシーンの原点となったヘンリー・カウ。スタジオ・リハーサルとライヴ・パフォーマンスで日々演奏を繰り返しながら自分たちの音楽を練り上げ鍛え上げていったが、その成果である5枚の(スラップ・ハッピーとの共作含む)スタジオ盤に加え、名曲群の進化の軌跡とヴィヴィッドなインプロヴィゼーションを記録したライヴ音源集のリリースにより、この特異なバンドの全体像が初めて明らかになったと言えるだろう。 Vol.1にはデビュー・アルバム『レジェンド』以前の未発表スタジオ音源を収録。Vol.10のPAL-DVD(パソコンかPAL方式対応プレーヤーでのみ視聴可。なおこのDVDのNTSC版は今後もリリースの予定はありません。)には現存する唯一のライヴ映像を約80分間収録。ダグマー・クラウゼとジョージナ・ボーンが在籍した76年スイス、ヴヴェーでの野外コンサートの様子がマルチ・カメラ/プロ・ショットで記録されている。 クリス・カトラー渾身編集のブックレットは各60ページの大部2分冊。フレッド・フリス、ティム・ホジキンスン、クリス・カトラーによる収録曲解説、歴代バンド・メンバーのほぼ全員とツアー・スタッフによる回想録、全コンサート・リスト他資料、そしてツアー写真を多数収録している。国内盤ボックスには一部資料を除いて訳出した日本語版ブックレット2分冊が付属する。(ブックレット翻訳:渡邊宏次/小林善美) 〈ボックス1〉 〈ボックス2〉 *Vol.10のDVDは日本/アメリカの「NTSC方式」ではなく、ヨーロッパの「PAL方式」で記録されています。パソコンかPAL対応プレーヤーでのみ視聴可能です。予めご承知おきの上、お買い求め下さい。なおこのDVDのNTSC版はアメリカにも存在しません。また今後もNTSC版のリリースの予定はありません。 *ディスクユニオン限定で紙ジャケット愛蔵版ボックス(下記比較表参照)も発売される予定です(詳細は未定です)。 *輸入盤ボックスは〈ボックス1〉〈ボックス2〉別々に販売します。 <お支払い方法> ・この商品は「代金引換」か「先払い」(郵便振替、銀行振込)をお願いしております。 ・お支払いに関わる手数料はご負担下さい。代金引換は(この商品に限り)100円、郵便振替は80〜120円、銀行振込は三菱東京UFJ銀行の口座に入金する際の各種手数料が必要となります。 ・先払いの場合はご入金確認後の発送となります。郵便振替は入金確認まで数日かかる場合があります。 ・その他の商品と同時のご注文・お支払いも可能です。 |
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『ヘンリー・カウ・ボックス:ザ・ロード』各ヴァージョン比較表 |
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ヘンリー・カウ/HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 18,900円 | |
ヘンリー・カウ・ボックス:ザ・ロード (9CD+1PAL-DVD) | '71-'78 | LSI 2101-10 |
〈ボックス1〉と〈ボックス2〉に5枚ずつ収納。日本語版ブックレットつき。DVDはパソコンかPAL方式対応プレーヤーでのみ視聴可能です。NTSC版は存在しません。 *この商品は「代金引換(手数料100円)」か「先払い」(郵便振替、銀行振込)をお願いしております(上記参照)。 |
ヘンリー・カウ/HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 13,650円 | |
ボックス3:ザ・ステューディオ (5CD) | '73-'78 | LSI HCBOX3 |
上記〈ボックス1〉と〈ボックス2〉とコンプリートでデザインがそろう〈ボックス3〉に、既発のスタジオ国内盤5タイトル『レッグエンド/レジェンド』『アンレスト(リマスター)』『イン・プレイズ・オヴ・ラーニング』『ウェスターン・カルチャー』『デスプリット・ストレイツ』を収納。*国内盤の〈ボックス3〉は当社通販のみでの販売となります。ご了承ください。 |
ヘンリー・カウ/HENRY COW | ReR Megacorp | 8,190円 | |
40th Anniversary Box - The Road [Box 1]: Volumes 1-5 (5CDs) | '71-'76 | ReR HC40 |
上記〈ボックス1〉の輸入盤(日本語版ブックレットはつきません)。*ボーナス・ディスク "A cow cabinet of curiosities" はつきません。 |
ヘンリー・カウ/HENRY COW | ReR Megacorp | 8,610円 | |
40th Anniversary Box - The Road [Box 2]: Volumes 6-10 (4CDs + 1PAL-DVD) | '75-'78 | ReR HC41 |
上記〈ボックス2〉の輸入盤(日本語版ブックレットはつきません)。DVDはパソコンかPAL方式対応プレーヤーでのみ視聴可能です。NTSC版は存在しません。*ボーナス・ディスク "A cow cabinet of curiosities" はつきません。 |
*国内盤各タイトル
ヘンリー・カウ/HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 2,730円 | |
レッグ・エンド/レジェンド | '73 | LSI 2035 |
フレッド・フリス、ティム・ホジキンスン、クリス・カトラー、ジョン・グリーヴス、ジェフ・リー。初期ソフト・マシーンやフランク・ザッパらの影響のもと、68年から毎日の演奏でレパートリーを鍛えながら活動を続けていた。当時実験的新興レーベルだったヴァージンからついにリリースした73年のデビュー・アルバム。米盤CDでのティム・ホジキンスンの「リミックス」は賛否両論を巻き起こし、オリジナル・ミックス音源でのCD化を求める声も多かった。本当の「伝説」がここに。 |
ヘンリー・カウ/HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 2,730円 | |
アンレスト | '74 | LSI 2038 |
フレッド・フリス、ティム・ホジキンスン、クリス・カトラー、ジョン・グリーヴス、そしてジェフ・リーに代わって女性バスーン奏者リンジー・クーパーが加入した74年のセカンド・アルバム。前半部が緊密に組み立てられたコンポジション、後半部がライヴ音源やコンポジションにエレクトロニクスやテープ操作などポストプロダクションを加えたスタジオ作品からなる。"Ruins"、"Bittern Storm over Ulm"、"Half asleep; Half awake" など名曲を多数収録。 |
ヘンリー・カウ&スラップ・ハッピー/HENRY COW & SLAPP HAPPY | Locus Solus 国内盤 | 2,730円 | |
イン・プレイズ・オヴ・ラーニング | '75 | LSI 2040 |
2枚のアルバムを発表後、ヴァージン・レコーズのレーベル・メイトのメタポップ=アヴァンギャルド・グループ、スラップ・ハッピーと意気投合、合体したヘンリー・カウは、74年に「スラップ・ハッピー/ヘンリー・カウ」名義で『Desperate Straights』を制作、続いて75年に「ヘンリー・カウ/スラップ・ハッピー」名義で本作を制作した。ダグマー・クラウゼの歌唱が冴え渡る、緊密な構成で名高いコンポジション3曲と、即興を元にした緊張感あふれる小品2曲からなる傑作3rdアルバムのオリジナル・ミックス盤。本作制作後アンソニー・ムーアとピーター・ブレグヴァドがグループを脱退してスラップ・ハッピーは分解。ダグマーのみがヘンリー・カウに正式加入する。 |
ヘンリー・カウ/HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 2,730円 | |
ウェスターン・カルチャー | '78 | LSI 2056 |
ダグマー・クラウゼが脱退し、フレッド・フリス、ティム・ホジキンスン、クリス・カトラー、リンジー・クーパーのクァルテットとなった4作目。78年、解散決定後行なったツアー最終日の翌日から録音した文字通りの最終作。前半部がホジキンスンの、後半部がクーパーの作曲による、いずれも構築性と緊張度の高いチェンバー・ロックの極北とも言うべき作品が並ぶ。リマスターの上、同時期に録音された未発表曲3曲をボーナストラックとして追加収録。 |
スラップ・ハッピー&ヘンリー・カウ/SLAPP HAPPY & HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 2,730円 | |
デスプリット・ストレイツ (リマスター盤) | '74 | LSI 2081 |
ねじれたユーモアとリリシズムを秘めた気品溢れる優雅なポップ・ミュージックを奏でていたスラップ・ハッピーが74年、エクスペリメンタル・ロック・グループ、ヘンリー・カウ(フレッド・フリス、クリス・カトラー、ティム・ホジキンスン、ジョン・グリーヴス他)と共同制作したアヴァンギャルド色の強い作品。生楽器主体の緊張感あふれるアンサンブルにダグマーの強靭で表現力豊かなヴォーカル。ポップな中に流れる陰鬱なトーンが印象的。このあと二つのバンドは合体するが、ヘンリー・カウ名義で『イン・プレイズ・オヴ・ラーニング』を制作したのちムーアとブレグヴァドは脱退、ダグマーだけがヘンリー・カウに正式加入する。(解説:坂本理、歌詞対訳:伊藤英嗣)>>試聴する |
ヘンリー・カウ/HENRY COW | Locus Solus 国内盤 | 5,040円 | |
コンサーツ (2枚組リマスター盤) | '73-'75 | LSI 2002-3 |
インプロヴィゼーションとコンポジション、ジャズとロック、現代音楽を統合し、プログレッシヴ・ミュージックの新たな領域を切り開いた伝説的グループの74〜75年のライヴ音源集のリマスター盤。フレッド・フリス、ティム・ホジキンスン、クリス・カトラー、ジョン・グリーヴス、リンジー・クーパーに元スラップ・ハッピーのダグマー・クラウゼが加わった充実期の布陣に、敬愛するロバート・ワイアットがゲストで参加。完璧に構築されたコンポジションからワイアットのカヴァー、そしてライヴならではの緊張感溢れるフリー・インプロヴィゼイション。多くのツアーをこなした彼らのライヴ・バンドとしてのパフォーマンスが様々な形で2枚組に収められている。CD化の際に、コンピレイションに収録されていた73年のライヴ音源が追加されている。77年ツアー時のインタヴュー、ツアー日記を含むブックレットが付属(日本語訳付き)。(解説:坂本理、日本語版ブックレット付き)>>試聴する1 >>試聴する2 |