<アクサク・マブールAKSAK MABOUL>

アクサク・マブール/AKSAK MABOUL Crammed Discs 2,835
Onze danses pour combattre la migraine '77 CRAM 101
ベルギーの鬼才マルク・ホランダー(クラムド・ディスクの設立者/現ディレクター)のプロジェクト、アクサク・マブールのファースト・アルバム『偏頭痛と闘うための11のダンス(偏頭痛の為の11のダンス療法)』の待望のCD化。きらびやかなチープ・エレクトロニクスと生楽器が織りなす摩訶不思議なポップ・チューンを集めた大傑作。民族音楽、ジャズ、現代音楽、大衆音楽をミックスするハイ・センスなエクレクティスムは、勘違いや間違いをも楽しむ遊び心に溢れている。民族音楽のフレーズやリズムに基づくフェイク・エスニックはフレッド・フリスにも大きな影響を与えた。必聴。

アクサク・マブール/AKSAK MABOUL Locus Solus 国内盤 2,730
ならず者のように '80 LSI 2004
アクサク・マブールのセカンド・アルバム。ミシェル・ベルクマン(ユニヴェル・ゼロのバスーン、オーボエ奏者)、デニス・ヴァン・ヘッケ(ジュルヴェルヌのチェリスト)、カトリーヌ・ジョニオ、フランク・ワイツらベルギーの異才に加え、フレッド・フリス、クリス・カトラーが全面参加した歴史的名盤。トルコ音楽やタンゴ、パンク・ロック、ボ・ディドリーなど様々な音楽のフェイクと引用をちりばめた信じられないほどテンションの高いストレンジ・エクスペリメンタル・ミュージック。必聴。(解説:坂本理)>>試聴する1 >>試聴する2


<関連タイトル>

フレッド・フリス/FRED FRITH Locus Solus 国内盤 2,730
グラヴィティー '80 LSI 2058
70年代にはヘンリー・カウ、ギター・ソロ、アート・ベアーズと、シリアスな音楽性を追求していた鬼才ギタリスト、フレッド・フリス。80年、サムラ・ママス・マンナ、マフィンズ、アクサク・マブールのメンバー達と共に作った本作は、斬新な実験性を含みつつ、民族音楽からヒントを得た「フェイク・フォーク」とダンス・ミュージックを取り入れた、明るいポップ・チューンぞろい。曲、演奏、サウンドともに申し分なし。数多いフリスの作品の中でも今なお最も評価が高いアヴァンポップの名盤。デジパック仕様リマスター盤。(解説:松山晋也)