<Ad Hoc Records>
輸入盤新譜
ニンビー/NIMBY Ad Hoc 2,520
Songs for Adults '04 AdHoc 09
ジェイムズ・グリグズビー(ギター他)、ジェリー・ホウィーラー(ヴォーカル/トロンボーン他)、デイヴィッド・カーマン(ドラムス)、ボブ・ドレイク(ベース/ヴォーカル/サウンド・エンジニアリング他)。シンキング・プレイグやモーター・トーテミスト・ギルド、5UUズ、Uトーテムといったアメリカのレコメンディッド・シーンを牽引した錚々たるメンバーが、南仏ピレネー山中のドレイクの自宅兼スタジオに集合。ハード・ロックからバラード、レゲエ、ドアーズ風からビーフハート風、ビーチ・ボーイズ風まで、無節操なまでにアメリカのポップ・ロックの様式を巡りながらリアルな中年の悲哀を自虐的かつユーモラスに歌い上げる傑作。一見アヴァンギャルドとはほど遠い同窓会バンドだが、もちろんこのメンツで一筋縄でいくわけはなく、屈折したポップ・ソングが堪能できる。随所に‘アメリカの狂気’を注入する鬼才ボブ・ドレイクの仕事が効いている。>>試聴する

ボブ・ドレイク/BOB DRAKE Ad Hoc 2,520
What Day is it? '94 AdHoc 10
シンキング・プレイグ、5UUズ、ヘイルのメンバーとして、アメリカのポスト=レコメンディッド・ムーヴメントを牽引したベーシスト/サウンド・エンジニア。94年に300枚手作りで自主リリースした初めてのソロ・アルバムの再発。ブルーグラス/ブルーズ・フィーリング溢れるブライトなオーヴァードライヴ・ギターとジョン・アンダーソンを思わせる高音ヴォーカルを自宅で多重録音した、独特のねじれたハードロック・サウンドはこのアルバムで生まれた。その後もこの路線を突き進めユニークなソロ・アルバム群を制作することになる。ドラムスでデイヴィッド・カーマンが客演。>>試聴する
>>ボブ・ドレイク関連(ページ準備中)

K=スペース/K-SPACE Ad Hoc 2,520
Going Up '05 AdHoc 12
シャーマン(霊媒)の音楽と儀式に並々ならぬ興味を持つティム・ホジキンソン(ラップ・スティール・ギター/サックス/クラリネット他)とケン・ハイダー(ドラムス/パーカッション他)の二人は、90年からたびたびシベリアで演奏旅行とフィールド・ワークを繰り返してきた。トゥヴァ共和国出身のシャーマンで、声楽家/音楽家のゲンドス・チャムジリン(ホーメイ/片面太鼓他)と結成したこのユニットはシャーマン音楽探究の次元を越えている。社会人類学的な研究のみならず実地の体験を積んだ二人の演奏は、ただ形を真似るだけでなくシャーマン音楽の本質を掴んでおり、チャムジリンの演奏と溶け合って魂に響く。様々な場所での即興演奏とフィールド・レコーディングを絶妙にミックス/編集し、独特のスピリチュアルな音響空間を作り出している。>>試聴する

ザ・ワーク/THE WORK Ad Hoc 2,520
Live in Japan '82 AdHoc 13
ティム・ホジキンソン(ハワイアン・ギター/ヴォイス他)、ビル・ジロニス(ギター他)らによる伝説のポスト=パンク・ロック・バンド。既に脱退していたリック・ウィルソンとミック・ホッブズの代わりにクリス・カトラー(ドラムス)と元ザ・ホモセクシャルズのエイモス(ベース)をツアー・メンバーに迎えて敢行した82年の日本ツアー。独特の切迫感に張り詰めたラフなサウンドが、客席のカセット録音によって生々しく切り取られている。かつてのレコメンディッド・レコーズ・ジャパンから日本でのみリリースされたレア盤の待望の初CD化。>>試聴する